こんにちは、皆様。お越しくださいまして、誠にありがとうございます。
「残存者の行方」は、原作小説「トリニティブラッド ROM1 嘆きの星」の後日談になっております。未読で「ネタバレは嫌だ!」と言う方はご注意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
「未読だけど、いいよ!」という心優しい方、ありがとうございます。下記にて、フォローさせていただきますので、差し支えなければ、お付き合いの程、よろしくお願いいたします。
☆「嘆きの星」あらすじ
(※「残存者の行方」を読んでいただくのにあたって、必要とされる個所を中心に書いておりますので、その点はどうかご注意ください。)
以下反転
大災厄で文明が滅んだ遠未来。長生種(人間よりも優れた能力と長い寿命を持つ異性体)による圧政が続くイシュトヴァーン(現在のブタペスト)に、教皇庁から巡回神父アベル・ナイトロードが派遣されてきた。しかし、彼の目的はこの町での機密調査にあった。
そうとは知らず、エステルら町の住民たちは、領主ジュラに対し反乱を起こす。だが、作戦はメンバーの一人ディートリッヒの裏切りによって窮地に陥る。彼は実は、ジュラが雇い入れた電脳調律師だったのだ。そして、彼の助力によって恐るべき破壊兵器「嘆きの星」が復活してしまう。町を破壊してゆく「嘆きの星」!
しかし、ディートリッヒ自身はジュラをも裏切り、さらに「嘆きの星」は暴走。兵器はアベルがなんとか破壊するが、ジュラはこの反乱で死亡する・・・。
そして、ジュラ亡きあとイシュトヴァーンでは・・・というのが、これからのお話です。
☆設定について
場所:ハンガリア公爵領イシュトヴァーン
時期:ROM1直後
主な登場人物
ディートリッヒ・フォン・ローエングリューン
・・・電脳調律師としてジュラに雇われていた青年。実はとある組織の幹部。
ジュラ・カダール
・・・領主としてイシュトヴァーンに君臨し、圧政を強いて来た長生種。反乱で死亡。
男
・・・ジュラの友人の長生種。彼を気にかけてはいたものの、反乱の当時イシュトヴァーンにいなかったため、彼の死に立ち会えなかった。