年が明けた。 年の始まりには何かと大掛かりな行事も多い。国務聖省の職員たち―得にその中でも特殊な任務にあたる面々―は忙しい日々を送っていた。
しかし、そんなはずの彼らにも、今日ばかりはぽっかりと暇ができたらしい。カテリーナが日々書類に追われている執務室には、珍しく二人の派遣執行官が姿を見せていた。
「おや?これはこれは、トレス君じゃないですか。ずいぶんと久しぶりに感じますねぇ。」
二人目の来客―アベル・ナイトロードは、執務室にいた先客に向かって、陽気な声で挨拶の言葉を述べた。
肯定ポジティヴ。卿に最後に接触したのは23日前・・・この執務室内で接触して以来だ。」
「あっ、えーっとぉ・・・。」
23―その日に、二人の間で何があったのかを瞬時に思い出すと、アベルは先ほどまで浮かべていた友好的な笑みを引きつらせた。
彼にとってはもう、その日のことは思い出したくない出来事であった。確かに、仕事柄面倒ごとには人より多くぶつかってきたつもりであるが、それでも、例の出来事は去年の彼的ワーストイベントの、おそらく上位3位内には確実に入る。
そんな面白くもなんともないランキング付けを瞬時に頭の中で並べながら、アベルは相変わらず無表情なままの同僚に向かって、世辞を述べ始めた。
「そっ、そうだ。トレス君。なんだか、少し見ないうちに随分と大人びてませんか?ほら、雰囲気とか、随分と落ち着いてきたっていうか・・・」
否定ネガティヴ。俺は人間マンではない、機械マシーンだ。人間のように成長することはない。よって、卿の指摘は不適格かつ無意味なものだ。」
しかし、どこにでもあるようなありきたりの世辞は、相も変わらず冷静かつ的確な機械人形によって、いともあっさりと看破された。
話題を失い、アベルは再び気まずい雰囲気を味わいながら、きょろきょろと辺りを見回した。まるで、ゴミ箱をあさる猫のように、目を光らせて。
「そっ、そーいえば、今日はまだ教授をお見かけしてませんねえ。」
肯定ポジティヴ。今日は、教授は剣の館には出勤していない。」
「そっそーなんですか。へえ〜。」
「教授に何か用があるのなら、1時間後にもう一度来室することを推奨する。教授は朝から書店によるとのことだ。もっともこれは、アイアインメイデンを経由して得た情報であり、その確実性は、きわめて低い。確かな情報を必要とするのであれば、教授に直接コンタクトを取ることを推奨―。」
「ああ、そういえばそんなことおっしゃってましたか。」
機械人形の懇切丁寧な説明を打ち切るようにして、アベルはぽんと手をたたいた。
その話自体は、もう何日も前から教授に聞いていたことだった。思い出すと同時に、彼の口から、我知らずため息が零れ落ちる。それとともに、小声でぶつぶつと何かを呟き始めた。
「まあ、別に騒動を持ち込まれないなら、それはそれでいいんですけどね。前回はほんと、ひどい目にあいましたからねえ。何が悲しくて、普段出入りしている部屋に、わざわざ天井裏を経由して忍び込まなきゃいけないんでしょうか。それに、気のせいか、あの騒動以来カテリーナさんの態度が心なしか冷たく感じてるのは、私だけですかね?あのあと、なんだかやたらと重労働系の任務ばっかり、私に回されているような気がしてならないんですけど・・・。」
「アベル、私に何か?」
「―はうわぁっ!?」
いきなり耳に響いてきた聞き覚えのある声に、アベルは思わず奇声を上げた。
どうやら、独り言に夢中になっていて気づかなかったらしい。いつの間にか、執務室の主―国務聖省長官カテリーナ・スフォルツァが仕事机に頬杖をつきながら座っていた。
「かっ、カテリーナさんっ、こんにちはっ。なっ、なんだかお久しぶりな気がするのは、わたしだけですかねえ?」
「こんにちはアベル。しかし、お久しぶりだとは、随分とご挨拶ですね。ここのところ、よく会っているのではなくって?新年会でも、確か護衛を勤めてくれていましたし。」
「そっそうでしたね。私としたことが・・・ははは。」
力なく笑うと、アベルはごまかすように片手で髪をくしゃくしゃにした。
「そういえば、何だか先ほどから、随分と熱心に何かをつぶやいていたようですが・・・何かありましたか?」
「いっ、いぃえぇ。なぁんでもないですヨ。」
「そう?でも、何だか随分と深刻な独り言でしたよ。とても思いつめた様子でした。」
「そっ、そーでしょうか?私はただ、この前の任務は、正直ちょおっとキツかったなぁ、なーんてしみじみと思い出していただけですヨ。ホラ、赴任先はわりと近くだからよかったんですけど、なんていうか、現地の人がやたら冷たいって言うか、なんか、こんなに神父職が人から恨まれる職業であることを認識しながら仕事したのも、もう久しぶりって言うか・・・それに、ぶっちゃけ、これくらいの仕事なら書類で済ませちゃってもよかったんじゃないかなぁ、なんて?
ですから、わたし、ちょこっと考えちゃったんですよネ。もしかしたら、私、カテリーナさんになんか恨みを買うようなことでもしたかなぁ・・・なあんて。それで、こんな次から次へときつい任務ばっかり・・・」
「年末は、何かと忙しいのですよ。国務聖省として、派遣しなければならないところも多いですし、それに、内部の整理にも人員を割かなくてはいけませんからね。その都合で、確かに派遣執行官には、重労働をさせていることは認めましょう。しかし、苦労しているのはあなただけではなくってよ、アベル。」
「はあ。」
「あなたが苦労しているのと同じだけ過酷な任務は、派遣執行官ならなすべきこととして、他のメンバーにも当たってもらっているわ。そうね、たとえば、」
「例えば?」
「先日ハーグで起きた事件については、ソードダンサーに行ってもらっているわ。彼は、あのあたりの土地勘にも明るいというし。」
「はあ・・・」
かつての相棒の名を挙げたカテリーナに、アベルはあいまいにうなずいた。確かに、あの件に関して自分に罪があるとすれば、彼も同罪だろう。その点に異論は全くないが・・・
「しかし、それくらいの任務なら、何も派遣執行官に内密に処理させなくても、一般の職員で書類処理にさせてしまえばよいのでは・・・?」
「そんなことはないわ。」
アベルは、そうとは気づかれぬように留意しながら、ずっと心の中でうずいていた疑問を吐き出した。しかし、上司の返答はその疑問をあっさりと彼につき返すものだった。
「あそこは何かと厄介な土地ですからね。いくら大したことではないとはいえ、事はなるべく慎重に運ばなくてはなりません。ですから、その土地勘もある彼にお願いしたのだけれどー」
「あっ、もっもういいです。カテリーナさんの言いたいことはじゅーぶんにわかりましたから。」
彼女の反論があまりに力強すぎて、しかもいやみなほどに長く続きそうだったので、アベルは片手を上げて彼女の声をさえぎった。
「そう?だったらよいのだけれど。」
きょとんとした顔で、若き枢機卿は首をかしげた。
その表情には、一見、ひとかけらの悪意もないように感じられた。しかし、アベルはそれが彼女の本心でないことをうすうす感じ取っていた。
どうやら、彼女は、アベルの疑問に対し軽くしらばっくれるつもりらしい。
これは強敵だ・・・
アベルは、気持ちを引き締めると、別口から攻めることを決意した。
「ところで、口を挟むようで申し訳ないんですが。」
「何か?」
心なしか、カテリーナの口調が少し冷たくなった気がした。もしかすると、彼女の方も軽く戦闘体制に入ったのかもしれない。彼女の脅しを察してか、アベルの声が少しひるんだ。
「いっ、いやあ。ちょーっと小耳に挟んだんですけど。その、さっき派遣執行官が忙しいっておっしゃってたじゃないですか。」
「ええ、そうですが。」
「じゃあ、噂によると、先週末に、シスターカーヤがシスターケイトとともに南国バカンスを楽しみにカルタゴへ赴いたらしいんですけど、これは一体、どういうことなんでしょうかね?やっぱりこれは、私の思い過ごし出なければ・・・。」
「そう。では、あなたには、そのような心当たりでも?」
さりげなくカテリーナが口にした言葉に、アベルがぎょっとして目をむいた。まるで、今まさに踏もうとして大地に地雷があることを指摘された兵士のように、全身が固まってしまっている。そして、そんな彼の口から放たれたのは、白々しいばかりの弁明の言葉だった。
「そっ、そんな、めっそーもないっ!カテリーナさんに恨みを買うようなことをするだなんて、私、天地がひっくり返ったって恐ろしくてできません!」
今この局面において、彼のその言葉に助け舟を出してくれるような人がいたとしたら、おそらく彼は飛び上がって喜んでいたに違いない。しかし、その場にいたのは、彼と彼の上司をのぞけば、無表情に佇む機械人形ただ一人。彼の言うとおり、天地がひっくり返っても、虚構に胸を張ってくれるような人物ではなかった。
「そう。」
カテリーナは、話の手始めに軽く頷いてみせた。
軽く部下の姿を盗み見ると、彼はおとなしく話の続きを待っているようだった。
しかし、すっかりと萎縮しきったその姿は、まるでこれから自分を喰おうとしている獣に、目の前で爪を磨ぐ姿を見せられた小動物のようにすら見える。そんな彼に、わずかながらのほほえましさを覚えながら、彼女はそれとは裏腹に、とどめの言葉を放った。
「だったら、それはあなたの指摘するように、思い過ごしなのでしょう。確かに、年末には、二人に、私の護衛としてカルタゴに行ってもらいました。しかし、決して二人は休暇を楽しむために行ったのではありません。派遣執行官としての任務として、私に同行してもらっただけのことです。」
「そっそーですよネ?まさか、私たちに重労働をさせておいて、三人でのんびりバカンス、なんて非情なことを、カテリーナさんがするわけないですよねえ。」
妙に引きつった口元を強調させながら、アベルは大仰に笑った。ぼさぼさになった彼のおさまりきらない長い髪が、背中で左右に揺れる。
そして、そこに、いとも朗らかな枢機卿の甘いアルトボイスが重なった。
「そういえば、今日は教授がまだお見えになっていないと聞いたけれど、いったいどちらへ?」
「あっ、えーっと、それはですねえ・・・。」
「教授なら、今日はまだ剣の館には出勤していない。286秒後に出勤予定だ。なお、これはアイアインメイデンを経由して得た情報であり、その確実性は、きわめて低い。確かな情報を必要とするのであれば、教授に直接コンタクトを取る・・・」
「ああ、そうでしたね。すっかり忘れていました。」
機械人形の正確無比な報告は、またしても枢機卿の声によって打ち切られた。しかし、彼はそれに対して不服を訴えるようなことは一切せず、ただ無機的に言葉を打ち切っただけだった。
「確か、朝から大切な用事があるから、少し遅れていくとおっしゃっていましたね。」
「大切な用事、ですか?」
キョトンとした様子で、アベルはカテリーナの顔を見た。
「ええ。そうとしか聞いていませんが・・・アベル、あなたは何か聞いていますか?」
「えっ、ええ・・・まあ。」
話が話しなので、アベルはあいまいに頷いた。
間違いなく、例の本関係であることは、彼にも容易に想像がついた。いや、むしろ、想像できすぎてもう頭を抱えてしまいたいくらいだった。
忌まわしい記憶の残るあの本のことは、もう忘れたい事実だった。そして、できることなら、博士の名も聞きたくない。
「教授でしたら、来る前に書店に寄るっておっしゃってましたよ。何でも、例の・・・いや、そのぉ・・・知り合いの博士が本を出されたらしくって、その発売日が今日なんだそうです。」
「へえ。どなたかしら。」
「フィボナッチ博士ですよ。ほら、有名な数学者の。」
「ああ・・・お名前なら伺っているわ。とても高名な方ですものね。」
「・・・え?」
博士の名前が出た瞬間、カテリーナの表情が一瞬、揺らいだかのように彼には映った。
そう、心なしか、まるで彼女が微笑んでいるように見えたのである。
しかし、なんとも意味ありげなその笑顔の意味が、彼には判別できずにいた。だが、後ろ暗いところもあるためか、彼女に正面きってそのことを尋ねることもできず、彼はただ呆然としただけだった。
「では、もう少し待つといたしましょうか。おそらくは、しばらくかかるでしょうし。」
まるで恋人を待つ彼女のように、なんとも楽しげにカテリーナは呟いた。


一方―


「ああ、君。仕事中に悪いが、少しいいかね?」
そう言って、やや尊大な態度で店員を呼び止めたのは、紳士風の中年男だった。アルビオン人独特の面長の顔をした彼は、片手で顎をなでながら、軽く首をかしげている。
さては、目当ての本が見つかっていない・・・そういったところか。店員は、客の見定めるような目つきで見つめながら、そんな予想で頭をめぐらせた。
確かに、ここローマ書店は、ローマでも有数の大型書店である。
ベストセラーを中心とした一般の単行本から、各種の専門書、それに、一般では手に入らないような最新の研究書まで、ここでは手に入らないものは無いとまで言われている。
しかし、建物の一階から五階までのスペースを使って各分野の書物が惜しみなく並べられた店内を探し回るのは、よほどになれたものでなければ容易ではない。おそらく、この客もそうした一人なのだろう。
「はい、何でしょう?」
いつもの営業スマイルを取り出すと、店員の男は真摯な表情で客を見つめた。
「今日発売の本で、レオナルド・フィボナッチ博士が執筆されたものがあったと思うのだが、どこにおいてあるのか知らないかね?学術書の方を見てきたのだが、どうやら見つからないようでね。」
「レオナルド・フィボナッチ博士の本、ですか・・・?」
しかし、いくら有能な彼も、紳士の問いには首をかしげた。記憶にない。だいたい、本日発売の本で、学術関係の書物なんてあったか?
「学術の本、なんですよね?」
「ああ、博士のことだから、おそらくそうだと思うのだが?」
「レオナルド・・・フィボナッチ・・・はかせ?」
店員は、彼の誇る店内随一の記憶力をフルに回転させて、何とか思い出そうとした。
そして―
「ああっ!」
「何か思い出したかね?」
「それならおそらく―」
言うなり店員は小走りにどこかへ行ってしまった。そして、まもなく、何かの本を携えて戻ってくる。
「これですよ、お客さん!フィボナッチ博士の新刊書!なんだあ〜学術書だっておっしゃるから、一瞬何かと思いましたよ。」
そういって、店員は呆然とする客の手にぽんと一冊の本を乗せると、いとも陽気にその場を去っていった。
「ああ、ちなみにその本、私の予想じゃ今週のベストセラー間違いなしだと思いますね。何しろ、話題騒然の内容ですからね。」
「?」
去りs際に、なんとも不可解な言葉を残していった店員の後姿を、客人はしばし呆然と見つめていた。気のせいだろうか?彼が本を見つけたあたりから、なんだか自分が少し馬鹿にされているような気がしてならなかったのだ。
しかし、そんな彼の思いは一瞬にして払拭された。
いまや、待ちに待った本が手に入ったのだ。去年のうちに拝めなかったのは残念だったが、こうして手にとることができた今、そんなことはもう、どうでもいい。
「さて、とくと拝見させていただこう。博士の最新研究を―。」
しかしその瞬間、彼は自分の目がいよいよおかしくなったのではないかという錯覚に陥った。そうでなければ、これ自体が夢なのか、どうか。
自分は、もしや作戦実行中に敵の術中にはまり、幻でも見せられているのではないか?と。
彼がそう思ったのは、彼が本の表紙に目を留めた時だった。確かに、著者の名はレオナルド・フィボナッチ。本日発売という帯もあるから、これに間違いはない。
しかし、問題はその内容だった。まず、そのタイトルからしておかしいのである。
  『あなたの運命が変わる!レオナルド・フィボナッチの数学術によるローマ人の運命』
―そういえば、心当たりがないわけではなかった。
一ヶ月ほど前。例の作戦で盗聴器を忍びこませていた時だ。枢機卿はあの時、この本の内容についてとても奇抜なものだと評価していた。
そのとき彼は、よほどに奇抜な研究結果なのだろうと胸を躍らせていたが、よくよく考えてみれば、そもそも枢機卿は別の意味でこの言葉を使ったのではないか?
それに昨日も、大切な用事があるからと告げた瞬間、枢機卿の表情に、わずかばかりの・・微笑が走りはしなかったか!?
「―があああああっっっ!!!」
教授の雄たけびは、よく晴れたローマの空に、とてもよく響きわたった。



The end....?



〜あとがき〜

またしてもお待たせしてしまいまして・・・なんとも申し訳ない限りです。
最終回ぐらい、さっさと書き上げろよ、ってかんじなんですけれど。本編と同じかそれ以上の時間が、実際にも経ってしまいました。
いや、別に演出とかじゃないんですが;もしそう思っていただけたのであれば、とっても助かります(苦笑;

何だか、文章自体もやや雑になってしまったかもしれませんね。本当に申し訳ない限りです。いつもはもっと読み直しとか練り直しとか、してから発表してるんです(と、一応言い訳・・・)

というわけでして―
ようやっと終わらせることができました・・・ふう。
ということで、みなさま、
お付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。慧仲茜です。
長い道のり・・・だったのではないかと思います;
まあ、本人たちにとっては、最後以外はほんの半日ぐらいのことなんですけど。

最後をこういうオチにするっていうのは、わりと最初のうちから決めていたことなんですが、
いざ書いてみると、なんていうかもう、
教授、こんなんでいいんですか!?みたいな感じでした。
お前、キャラ崩しすぎてないか?
もし、それこそまったく原作をご存じない方がこれを読んでいて下さったなら、
教授に対してかなり誤解の念を抱くぞ、と・・・
もし、本当に教授に申し訳ないと思うなら、
彼の名誉を挽回できるようなエピソードでも、流布すべきじゃないのか?
なんて、罪を裁く天使の(あるいは、ある種の悪魔の?)声が聞こえてきたことも・・・あったりなかったり。

・・・とかいって、
気づいたらその声は、大川透さんの声をしていた・・・かもしれませんけど(笑)

―という、このフリは実は、
次の連載への伏線だったり、したりしなかったり・・・?
まあ、その辺の真相は、皆様のご想像にお任せするとして(オイ)

実は、書きたいなあ、っていうストーリーは、わりとあったりするんですよ。
原作はエピソードの宝庫、みたいな話ですし。
ただ、一つの話として書き上げるにあたって、
いろいろ詰めなきゃいけない設定とか、そういうものが全然できてないものが多くて、
また、それらを詰めている時間もなくて、
ほんと、歯がゆい日々だったりしてます(涙)


さて。
では、ここで改めて、お世話になっている灯店主様にお礼を。
いつもホントまかせっきりでごめんなさい。
おかげさまでここまでたどり着くことができましたよぅ!
・・・って、なんだかもうこれで終わりみたいですが、全然、そういうわけじゃありませんけれど。

はい、皆様さえよければ、まだまだ連載のほうを続けさせていただきたいかと思います。
ですので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。(ぺこりっ)

では、あなたさえよければ、またお会いいたしましょう!
(・・・っていうのは、小説のあとがきでよくある、締めの書き文句だと思いませんか(笑))