「ナ〜ルトっ!俺と付き合わない?」
「カカシせんせ…それ、今日で47回目だってばよ(気にもせず任務の掃除中)」
「いい加減諦めたらどうです?(ナルトの隣で同じく掃除中)」
「はっ、変態が。いい気味だ(以下同文)」
「サスケも一緒でショ。サクラは…」
「先生?(にこり)」
「…い、え。何でもないヨ。うん;(サクラがなんか黒いナ;)」
「何度も言ってるけど、オレってば、カカシ先生と付き合う気なんてないってばよ」
「え〜っ。何で?こう言っちゃなんだけど、俺って上忍でも優秀だし、給料いいし、ルックスもいいし」
「「自慢にしかなってないっ」」
「…それで?それだけじゃアスマ先生とか紅先生と一緒だってば(むしろオレやシカの方が強いし高給取り)」
「ぐっっ(おのれっアスマ!)」
「ナルトの言う通りですよ」
「バカが。付き合ってないでさっさと終わらせるぞ」
「「はーい」」
「え!もうちょっと聞いてよ!他にもデートの時いい店教えるし、あっちのテクニックだっ……ぐはっ」
「「子供にそんなこと聞かせ(るな、ないで下さい)っ!!」」
「……(バカだな、カカシ)…先生、大丈夫だってば?」
「…あぁ、ナルトが天使にぃ…」
『いや、見えないから』
「(イジイジ拗ねる)……で、話は元に戻すけど、こう見えても俺モテるし。だから自分でも結構お得物件だと思うんだよネ」
「自分で言ってどうするんですか」
「うぬぼれもここまで来ると、重症だな」
「君たちには聞いてないヨっ!!で、どう?ナルト。俺と付き合う気になった?」
「う〜ん…カカシせんせがバーゲンセールの商品並にお買い得ってのはわかったけどー」
「うん?(さりげなくひどいこと言われたような…)」
「やっぱ、オレってばノーサンクスだってばよ!」
「(ガーンっ)……ち、ちなみに、その理由を聞いても?」
「…オレってば、後ろにゆーれいつけた人とは付き合わないシュギだってばよ」
「ナルト、主義くらい漢字で……え?」
「おい、ドベ。今なんて言った?」
「え?だからゆーれいついた人とは付き合わないってば」
「…ねぇ。〈ゆーれい〉って〈幽霊〉よね?」
「〈つく〉は〈憑く〉か?」
「そーだってばよっ。いっぱいいるってば」
「………;な、ナルトそれ本当?」
「おうっ。ちなみに、きれーな女の人ばっか。みんなカカシ先生が付き合ってた人みたいだってば」
「「カカシ(先生)……」」
「う、ウソだぁ。俺の付き合った人って皆生きてるよ?」
「だってそれ、生霊、だってばよ」
「うぎゃぁっっっ!!!助けてぇぇっっ!!!(サスケたちの方に走る)」
「ば、バカっ!こっち来るな、ウスラとんかちっ!!(迫るカカシから逃げる)」
「嫌ぁっ!近づくなら祓ってからにしてくださいっ!!(同じく逃げる)」
「な〜んてねっ。見えるのは本当だけどな」